このメールマガジンを読んでくださっている方の中には、環境に興味が
ある、と言う方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?私達リサイク
ルワンも、環境をよくすることを目標にして活動する会社ですから、社員
も環境を良くしたいと考えているメンバーがたくさんいます。
でも、毎日の生活を思い返した時、個人として環境を良くすることって、
何かやっているでしょうか?ごみの分別、レジ袋をもらわない、そうそう
このシーズンならクールビズ・・・いろいろとできることはありますが、
なんだか実際に環境が良くなるまでには時間がかかりそうです。
もちろん心がけていく事自体はとっても大切な事なんですが、何かもっ
と大きな影響を与えられる事ってないでしょうか?
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もっと効果的に環境を良くするには?
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温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出量は、全体で約12億トン
(2004年度)ですが、そのうち家庭から排出されたものは5%にしか
過ぎません。廃棄物の排出量は、一般廃棄物が5千万トンなのに対して、
産業廃棄物は4億トンを越えます。
環境負荷の大きさを考えると、個人の生活よりも企業活動がとても大き
な影響を与えているんですね。
つまり、もっと効果的に環境を良くしたいのであれば、企業の活動に対
して、働きかけができれば大きなインパクトになるのではないでしょうか?
でもどうしたら個人が企業活動に働きかける事ができるのか・・・
その答えは、お金です。
お金を使って企業に働きかける、別に賄賂を贈るわけではありませんよ。
一個人でも参画できる『投資』と言う仕組みを使うという意味です。
そして、投資信託で、環境への取り組みや地域社会への貢献など、企業
の社会的責任(以下、CSR)に積極的に取り組む会社に対して、投資を
行うというタイプのもの(SRI型投資)が増えてきています。
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環境関連投資のいろいろ
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欧米では、古くからいろいろなSRI型投資商品が作られていますが、
日本でも様々な商品が生まれつつあります。
■エコファンド
日本においては1999年から始まってた、特に企業の環境取組
を評価した金融機関の発売する投資信託。
→メールマガジンvol38の特集にて、詳しく紹介しています。
■ご当地ファンド
市町村が地域の自然環境を保護するために公債を発行。
→その取り組みに賛同する市民は、公債を購入。利率は高くないが、
地域の環境保全活動に参加できる
■自然環境保護ファンド
金融機関は、CSR評価の高い日本企業への投資と格付け評価が
高い国の公社債を平行して運用。運用益の一部は、自然保護団体
への寄付に使われる。
→投資家は、低収益のリスクを低減しながら収益を得る事ができ、
環境保護活動、CSR評価の高い企業への支援ができる。
■土壌汚染ファンド
金融機関が土壌再生ファンドに出資。
→ファンドはその資金をもとにし汚染地を購入して、浄化を実施。
→浄化した土地を売却して、その収益を配当として還元する。
ほかにも、預金の預け入れをATMで行うと紙資源を節約したとして
銀行の負担で積立が行われて、環境保全活動に拠出されるものなど、
様々なアイテムが開発されています。
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SRI型投資の拡大に向けて
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個人が環境問題に貢献したいと考えたり、企業の活動が財務状況だけ
でなく、社会に与える影響も含めて評価されるようになってきたことで、
このようなSRI型の投資商品に対する関心が高まっています。ですが、
投資信託の残高額で比較すると、日本での浸透はまだまだ少ないレベルに
あることが分かります。
○アメリカ 250兆円
○イギリス 20兆円
○日本 0.26兆円(2600億円)
今後、SRI型投資を浸透を拡大させるには、個人だけでなく年金など
を運用する機関投資家が積極的な参加することが重要です。
欧米では、公的年金の運用に当たってはSRI投資の採用が、年金法に
明確化されています。
今年の4月、国連環境計画の金融イニシアティブで、「責任投資原則」
を作りました。これは、機関投資家が投資判断をする際に「環境」「社会」
「ガバナンス」への対応状況を反映することとした原則です。
また、欧州社会的責任投資フォーラムは「SRI投資信託の透明性に関
するガイドライン」を作っています。これは、投資対象になる企業がどの
ように選定されて、どのようにな基準で評価されるかの指標です。
こういった世界的な基準や原則が、金融の世界で一般化することで年金
等の運用においてもSRI的な投資が行われることが期待できますね。
みなさんの中でも銀行の金利があまりに低いので、投資信託をしている、
株を買っている、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今、日本の個人資産は1500兆円あります。このうち預貯金にしている
分が51%を占めていますが、ここ数年、ペイオフの解禁や低金利の影響
などから、預貯金から投資に回す人が増えてきています。
(ちなみに、アメリカでは資産の預貯金分は13%程度!)
投資収益と環境をよくすることが両立できるお金の使い方、いろいろな
選択肢を考えてみても良いかもしれませんね。
参考サイト:環境省 環境と金融に関する懇談会
→http://www.env.go.jp/council/30kinyu/yoshi30.html
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