一般的に難しいとされてる、フロンや特別管理産業廃棄物に該当する、
廃油(溶剤類など)の扱い、みなさんも対応に困られたご経験があるので
はないでしょうか。
リサイクルワン会員である、三友プラントサービス株式会社(以下、三
友プラントサービス)は、大阪、神奈川、北海道にリサイクル施設から最
終処分場、船舶ヤードまでの施設をもち、船舶も活用した収集・運搬を含
めた、幅広い適正処理・リサイクルに対応しています。
また、従来どおりの処理を継続するだけでなく、多様化する廃棄物に対
応するため、自社の研究所にて常に研究・開発に活発に取り組んでいます。
今回は、三友プラントサービスの廃棄物処理の取り組みについて、その
特徴を紹介しましょう。
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取組その1:フロンの処理
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オゾン層の保護や地球温暖化の防止のため、特定機器の廃棄時にはフロ
ン類の回収等が義務付けられています。三友プラントサービスは、この先
駆けとして横浜工場で12年前、札幌工場で8年前から、フロン類の破壊
処理を行っています。
フロン類の処理方法としては、専用の焼却炉で焼却・破壊されることが
一般的ですが、三友プラントサービスでは廃棄物処理に使用しているロー
タリーキルン焼却炉を活用した「廃棄物混焼法」方式が用いられています。
さらに、フロン類の破壊だけでなく、より強いオゾン層破壊性質や温暖
化効果を持つと問題視されている「ハロン」についても、処理を手掛けて
いくことを予定しています。
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取組その2:廃油・溶剤のリサイクル
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川崎工場では、蒸留により廃油と溶剤のリサイクルを実施しています。
廃油、溶剤ともに、引火点が70℃未満の特別管理産業廃棄物に該当する
ものの再利用も可能です。
それぞれの処理方法や特徴をご紹介しましょう。
■廃潤滑油
・処理方法:連続蒸留分離法
・受入対象:石油スタンドや自動車整備工場から排出される、ガソリンエ
ンジンおよびディーゼルエンジンの廃潤滑油
・特徴 :蒸留分離により灰分の少ない高品質の再生燃料油ができる
■廃溶剤
・処理方法:高圧蒸気を熱源とする蒸留設備で回収(バッチ式3系統)
・受入対象:塗料メーカーから排出される塗料用溶剤、半導体製造工場か
ら排出されるIC基盤洗浄
・特徴 :系内圧力は水シールで制御され、外気と密封し安全を確保
充填式の蒸留塔を採用して、原料から高純度の再生溶剤の回
収が可能
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取組その3:最新の環境モニタリング装置の導入
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三友プラントサービスでは、従来国内で使用されていたものより大幅に
高い機能をもつ、大気環境のモニタリング装置を販売しています。このう
ちレンタルも行っている、大気中浮遊物質の分析計とVOCの計測器の2
種類について、ご紹介します。
<両機器の特徴>
・従来のサンプリング分析では1日かかっていた測定が、瞬時に計測でき
る
・通常の分析計に比べ、感度が高くpptレベルの計測が可能
・移動式になり、野外や車上でも計測が可能
■エアロゾル質量分析計
この計測器では、大気中にある浮遊粒子物質の組成と、その大きさとを
瞬間的に計測することができます。それにより、人の健康や地球環境への
影響が懸念される大気中の浮遊寿命が長い20ナノメートル〜2ミクロン
の粒径の微粒子を、迅速かつ容易に測定できるようになります。
<性能>
・測定対象粒子 揮発性及び半揮発性物質
・測定粒径範囲 20ナノメートル〜2ミクロン
・検出感度 2ナノグラム/m3
■プロトン移動反応質量分析計
この分析計では、大気中のVOCを瞬間的に計測することが可能です。
従来装置の1000倍の検出感度を持っていることから、食品関連を中心
に高い安全管理を要求される施設での導入が進められています。
<性能>
・測定対象粒子 有機系ガス
・測定質量範囲 1〜512amu(amu:原子質量単位)
・検出感度 2ppt
将来的には、医療診断、クリーンルームでの有機物濃度測定や不法投棄
現場での有機物測定における利用が期待され、研究が進められています。
三友プラントサービス(株)は、産廃18品目及び特別産業廃棄物の許可を
持ち、中間処理から再資源化を実施しています。安全な処理を徹底するた
めに、搬入廃棄物の事前サンプルを分析し、処理法を選定します。また不
明品として搬入された廃棄物は必ず蛍光X線分析を実施し成分の確認を行
い処理方法を選定するなど、細やかな配慮が行われています。
長年にわたり蓄積されたノウハウや技術は、産業廃棄物処理の安全性を
高め、お客様より高い信頼を得ています。
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