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アスベスト対策

アスベストとは?

アスベストは少し前まで普通に使われていた材料でした。

■ 優れた材料としてのアスベスト

◆原材料としてのアスベスト
アスベストとは和名で石綿(いしわた・せきめん)といい、繊維状鉱物の総称です。鉱山で採掘した天然鉱物から繊維を取り出して製品化します。日本では主に角せん石系のクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、蛇紋岩系のクリソタイル(温石綿または白石綿)が使用されてきました。

青石綿(クロシドライト)
茶石綿(アモサイト)
白石綿(クリソタイル)
青石綿(クロシドライト)
茶石綿(アモサイト)
白石綿(クリソタイル)

◆性質と用途
アスベストは防火・保温、電気の絶縁物として優れた材料です。
また、安価で加工しやすいという特徴もあり、断熱材、防音材、保温材など、建材を中心として幅広い用途で使われてきました。

吹付け材
保温材
内装材
吹付け材
保温材
内装材
■ アスベスト問題

◆人体への悪影響
アスベストは存在するだけでは人間に害を与えませんが、アスベストを飛び散ること、吸い込むことは問題です。その耐久性のために、吸い込んでしまいいったん肺の中に入りこむと、何十年か経ってから身体に悪影響を及ぼします。現在、悪性中皮腫や肺がんなどの病気を引き起こすと言われています。
そのため、飛散性の高い吹付け材のアスベストが特に問題にされています。

◆アスベストに係る規制について
以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、1975年に原則禁止されました。また1995年にクロシドライトとアモサイトの使用が、2004年よりクリソタイル系製品10品目の製造が禁止となりました。 また、建物解体時には大気汚染防止法や、石綿障害予防規則等、石綿に係る各種法令に準拠した対策を講じる必要があります。

◆アスベスト問題の今後について
吹付けアスベストを使用した建物は、1970年代に最も多く使用されたという報告があります。これらの建物は、建築後30年程度経過しており、建て替え時期を迎えつつあります。環境省の調査では、2020年頃に建物解体のピークを迎えると予測しています。現在はアスベストを含有する製品をつくっていたメーカーの問題がクローズアップされていますが、今後はそれらが使用された建物を所有している方々もアスベストの存在を知り、適正な対策を実施する必要があると考えられます。

アスベストのリスク・責任・義務

アスベスト対策 コンテンツ終わり

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