PAS2060の取得について

 近年、地域温暖化、廃棄物管理、砂漠化・生態系の破壊、海洋・土壌汚染など、様々な環境問題が課題となり、その深刻度を増しつつあります。中でも地球温暖化については、京都議定書に代表されるように、対策に向けた国際的な取組みが進められています。
日本では、2009年8月に民主党政権が2020年までの日本の温室効果ガス(GHG)削減目標を1990年比25%削減とすることを決定し、2010年度に入ると各省庁の委員会で相次いで排出量取引や環境税などの検討が進むなど、地球温暖化に対する世の中の関心は高まる一方です。
こうした中、産業界ではオイルショック以降省エネ技術の開発が進んだことや、企業努力の結果、各工場でGHG削減の取組みが進んでいます。一方で、事務所ビルや商業・サービス業、家庭部門においては、1990年以降温室効果ガスの排出量が増加し続けています。
これらの状況を踏まえ株式会社リサイクルワンでは、企業や個人の地球温暖化に対する取組を支援するため、自身で削減しきれないGHG排出を、別の場所におけるGHG削減取組を支援することで低減するカーボンオフセットサービスの提供を2008年から本格的に開始しています。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は東日本の太平洋岸一帯を襲い、甚大な被害をもたらしました。被災された地域の皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。一方で、同時に発生した原子力発電所の停止に端を発して、省エネルギーや再生可能エネルギーへの意識は大きく高まっており、震災に強くこれまでのエネルギー供給に対する依存度の低い街づくりを目指す被災地復興も始まろうとしています。
株式会社リサイクルワンでは、この未曾有の大災害からの復興の一助となるべく、震災廃棄物処理の支援や、再生可能エネルギーの導入支援、環境配慮型の被災地復興支援などを行っています。
こうした中、株式会社リサイクルワンでは被災地や顧客の支援にとどまらず、安心で心地よい社会の実現を追求するという自社の企業理念にのっとり、自らの環境負荷も最小化する必要があると考えます。そこで自社の事業活動に伴うGHG排出量を把握・削減し、削減しきれない排出について、被災地復興支援にも繋がるGHG排出削減取組の支援を通じて、カーボンニュートラル企業なることとしました。その取組をより厳密なものとすべく、2010年6月1日より始まる一年間について、BSI グループジャパン株式会社の認証の下、PAS2060に従ったカーボンニュートラリティをこの度日本で初めて達成しました。我々は2012年5月までカーボンニュートラリティを維持することを、ここに約束します。

2011年10月6日
株式会社リサイクルワン
代表取締役社長 木南 陽介

カーボンニュートラル宣言概要(PDF)
カーボンニュートラル宣言検証意見書(PDF)
QES(資格理由説明書 )(PDF)